音声アシスタントにおける承認コード

どんなものであれ、何かしら重要な操作を行う際には、確認を求めるのが安全だし、そうするのが一般的だ。

では、音声アシスタントに対してハンズフリーで確認を求める具体的な方法はどうなるだろうか?

スタートレックでは、時々音声で承認コードなりセキュリティコードを入力するシーンがでてくる。 単に「承認」や「実行」と指示するケースも当然あるだろうが、それ以上の確認であればコードを求めるのが最善だろう。

Amazon Alexaは買い物ができるはずなので調べてみたところ、confirmation codeとして4桁の数字を設定できる(設定自体はoptional)仕様だった。少し前のスマートフォンの画面ロック解除並みということになる。 認識精度の向上などの要因で将来的に変わっていくことが予想されるが、現在の認識精度とコード入力としてバランスを考慮してこのような仕様になっていると推測される。

AppleのSiriはタッチ操作を要求してくるので、残念なことにハンズフリーで重要な操作はできない。

承認コードのような仕組みは、音声アシスタントの利用範囲を拡大していくためには必須要件だと思われる。